本当にどうでもいい妄想その1

黒歴史を増やす作業がしたくなった。いえーいなんか妄想。後々後悔したっていいじゃない(とっても馬から落馬)。たとえ書き終わるまでに後悔したとしてもな!

時はちょっと未来の異世界の話。
ヴィルヘルム帝国を支配する甲冑貴族であるスタール家の長男、ヴォルフガング・フォン・スタールは国家反逆罪の罪に問われ、死刑は受けないが、実質的に死者として扱われるという帝国アハト刑を受け、特別目的国営墓地(通称:墓場島)に”安置”されることになった。しかしその判決の内容はかなり不鮮明なものであった為、人々の間では様々な憶測がなされた。
兄を慕うヴォルフガングの妹、フレデリカ・フォン・スタールは今回の判決に何か陰謀があったと確信し、事の真相を知るため、兄の名誉回復および最終的な目標である”復活”を成す為に単身墓場島に乗り込んで”死んだ”兄の”墓参り”をしに行くのであった。

設定
・ヴィルヘルム王国
何かドイツっぽい名前なら何でも良かった。貴族達が何か権力闘争してるイメージ。未来の話にしたのは科学技術が発達してるから!
・甲冑貴族
この世界の貴族はみんなプレートアーマーを着てる。下々の者に一切肌を見せないのと暗殺を防止するためとかいう設定。あと戦闘馬鹿なので、戦場の一番前に立ちたいってのもある。そのため鎧は超高性能。生まれたときに一緒に成長する特殊金属のプレートアーマーを着て、死ぬまで一生脱がない。金属はその人の生命波動を覚えてほかの人が着たりできないようになってる。形状ももりもり変えられて翼生やしたり武器を作ったりできる。めっちゃ強い。
・スタール家
ドイツ語で鋼、要はスチール、まんま過ぎる。なんかかなり有力貴族らしい。侯爵くらい?
・帝国アハト刑
なんか実際にあったらしい刑罰、死んだことになってすべての人権と財産を没収されれるらしいです。この場合死んだこととして扱われるのを強調。なんでこんなもんがあるかというと、絶対的応報刑論的に死刑にしないと駄目なんだけど、貴族として相手が無抵抗の場合の殺傷は美しくないという思想があり、また相手が罪人の為、決闘するのもおかしいので(立場が同じものでない限り決闘が成立しないという発想)、じゃあ死刑だけど執行はしないよっていうことにするという設定。
・特別目的国営墓地(墓場島)
死んだことにした死人たちは、実際に社会にいれば混乱させる存在にしかならんし、死人たちは人権どころか存在そのものも否定されるので彼らを守るものもなく、結果的に私刑にあってしまったりして、結果的に殺してることにもなってしまうので、それを解決するための隔離施設が必要。ということでできたという設定。
内部に乗り込んで死人を殺すのは死体損壊に当たって罰せられるが、外に出た死人を殺すのは死人が一人でに歩き回るわけがないという理論により罰せられない。ので外に出ると被害者の関係者や暴力行為を好む人々に殺される可能性が高い。ので自主的に死人たちは外に出ない、ということになっている。実際には墓場島は勝手に入れない、または出れないように厳重に警備されており(墓守)、外に出ようとした死人は速やかに処理されるようだ。(軍事演習が行われるということになっている)
内部には一応食料プラントがあり、新食品開発の名目で食料を大量に作っては捨てている。それは専用の容器に入れて捨てられるが、電子ロックされており、たまたまそれが開く電子キーカードが大量に捨てられている、そのカードが実質の配給札であり、それが内部の通貨代わりになっている。お供え物と表して外から物品が流入したりもあるらしい。とか色々細かい設定を思いついたらきりがないという。
・フレデリカ・フォン・スタール
全身鎧に身を包んだブラコン娘。実は実在する歌手らしい(フォンは入らないけど。ジャズの人らしいです。)多分14歳くらいの美少女(もちろん顔は見えない)。鎧のスペックが異常に高く一人で一個大隊以上の戦力がある。単身乗り込むとか書いたけどやっぱりセバスチャンはお供にいるよね。セバスチャンはまあ付属品なので数には含まれないということで。多分凶悪な死刑囚達とバトルを繰り広げ、ほかの貴族達の刺客とも戦って、お兄様はどこ!って感じで突き進むんだろう。

壮絶に設定のほうが長いのは中二の見本のようだ。自分で書いてて地獄のようだフハハハ。
FFTちょろっとやって貴族っていいよねドロドロで→同じ松野つながりでFF12、プレートメイルっていいよね→全員鎧着て華麗なる一族的なディナーしてたらシュールじゃね→プレートメイルのお嬢様とか萌えじゃね→貴族のお嬢様といえばブラコン→そういえば鉄仮面って監獄の話じゃなかったっけ→そうだ兄貴は捕まったことにしよう→でも普通だとバトルが発生しないし→死刑囚とバトルさせたい→アハト刑?名前かっこいいなこれだ→こりゃひどいな
ファイアーボール成分とストーンオーシャン成分に溢れててオリジナル要素とかあるのこれ。鎧っ子萌えって新しい?どうみてもアグリアス=セイバーですありがとうございました。甲冑貴族ってのは・・・タツモリ家のギルガガガントスかな。
自分の思考プロセスを追ってったらあんなに斬新だと思った設定にこんなに元ネタがあることがわかる。やっぱり深夜の勢いで適当に思いついたのはよくねえのう。つーか俺がしょぼいだけですね。こんな設定面白いとか思った人はいるんでしょうかね。いたらいたでなんか恥ずかしいし、いなかったらほんとに死ねる。どっちにしても黒歴史だけどな!