なんというか

短編が面白い漫画家はやっぱいい漫画家なんだと思うんです。
今日帰りに久しぶりにブックオフに行って色々漁ってて、そこに四方遊戯が置いてありました。
遠藤達哉っていう人の短編集なんですけど、近くの本屋になくて買えなくて、なんとなく探してたんですよね。
いやー面白い。完成度はあらためて読み直してみると結構低いけど、どのキャラもいきいきとしてて、世界観もしっかり表現できてる。月下美刃とかはジャンプの読切で五指に入る出来だなーとか思ってましたけど(偉そうだ)、それは変わりませんでした。
それを買うついでに隣に置いてあったTISTAもついでに買いました。
当時連載すると聞いて、それでジャンプスクエアを買ってこうかなと思ったもんなんですが、いまいち面白く感じなくて、他の作品も興味なかったんで(まだ屍鬼が始まる前だったし)3ヶ月ぐらいで買うのやめちゃってました。その後は立ち読みでチラチラ。
そういうわけで「ついで」だったんですが、あらためて読んでみると全然印象が違う。すごく面白い。
ぱっと見でちょっとチープかなーとか思っていた要素が実はしっかり練られたものだったりしていて、ちゃんと読んでなかったんだなーと思わず反省しました。
でもこれ打ち切られたみたいなんですよね。多分ぱっと見で評判良くなかったのはハッタリ要素があんまりなかったのかなと思いますけど、でもなんか納得いかないなあ。ろくに読んでなくて適当につまんないと思った俺みたいな奴が多かったんでしょうか。
ともあれ、また連載持って欲しいなー。そのときはちゃんと読まないと。